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マルビシコラム
これから家を建てる、又はより良い家にしたいと考えられている方にお役だて頂ける知識や情報を発信しているページです。
インテリアや照明計画のコツから、お金や土地のことまで、幅広い内容をコラムでご紹介しておりますので、ご興味のある分野をぜひご参照下さい。
- 注文住宅のイロハ
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- vol.45 まだ遅くない!40代からの注文住宅が肯定される3つの理由
- vol.41 注文住宅で選べる木造4つの工法と2×4のメリット
- vol.37 耐震・制震・免震構造の違いとは?注文住宅で重視すべきは?
- vol.33 注文住宅の2×4(ツーバイフォー)工法で使用する「SPF材」と他の木材の比較
- vol.32 解放感と心のゆとりをもたらす、吹き抜けの明るい空間演出【事例紹介あり】
- vol.29 注文住宅を検討するならアフターサービスに注目!期間が長いだけじゃダメ!?
- vol.25 注文住宅の地震対策、新旧耐震基準から見る耐震性能と安心できる家づくり
- vol.21 注文住宅は業者との打ち合わせが超重要!良し悪しの9割が決まる!?
- vol.17 忘れてない?戸建ての駐車場の配置や広さは暮らしに大きく影響する!
- vol.13 エコ・省エネ住宅を建てたい方必見!基本と評価基準とは
- vol.9 「2×4(ツーバイフォー)工法」とは?戸建てを検討するなら知って得する工法
- vol.5 鉄骨最強説はもう古い?木造住宅のココがスゴイ!
- vol.1 注文住宅を検討する時、何から始めればいいの?
- 家族にやさしい家づくり
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- vol.47 モデルハウス見学で、主婦が注目すべきポイント
- vol.43 注文住宅で未来の家に!生活に役立つIoTアイテム集
- vol.39 注文住宅で建築家に丸投げはNG!デザイン重視で住みづらい家の失敗例
- vol.35 注文住宅の庭と屋上の選び方、それぞれのメリット・デメリット
- vol.31 車・バイク好きの憧れ!ビルトインガレージのメリット・デメリット
- vol.27 さまざまな演出ができる間接照明の種類と使い方
- vol.23 快適な暮らしを支える立役者、「窓」のプランニング3つのポイント
- vol.19 将来を見据えた家づくり――階段は、荷物搬入時のことも考えて
- vol.15 子供部屋の間取りとレイアウトの賢い考え方
- vol.11 家庭円満は食にあり!注文住宅だからこそできるキッチンのこだわりかた3つ
- vol.7 注文住宅なら地元密着の工務店を選べばメリットがたくさん!
- vol.3 優良工務店(施工業者)に出会うためのアドバイス
- 土地・お金のコト
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- vol.46 新居を二世帯住宅にするメリットデメリットと上手に同居するコツ
- vol.42 注文住宅を建築中、または持家が自然災害に見舞われた場合の対応は?
- vol.38 新築するなら知っておきたい火災保険の種類――M構造・T構造・H構造って?
- vol.34 注文住宅で使えるローンの種類と借りるまでの流れ
- vol.30 できるだけ安く家を建てたい!という方に知ってほしい3つのこと
- vol.26 住宅ローンも優遇される!?長期優良住宅とは
- vol.22 「あれ、意外とかかる!?」注文住宅でよくある追加工事項目まとめ
- vol.18 新築するなら東京or神奈川?条件別おすすめ地域
- vol.14 注文住宅を新築する際に利用したいお得な補助金まとめ
- vol.10 関東で戸建て検討中の方必見!注文住宅にかかるお金の内訳まとめ
- vol.6 敷地に高低差がある場合の土地選びの注意点とは?
- vol.2 土地選びで事前にチェックしておくべきポイントとは?
- ワンランク上の暮らしを
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- vol.48 「建替え」or「リフォーム」どっち?選び方の基本と決めるために必要なこと
- vol.44 壁紙(クロス)の種類とカラーの選び方(リビング・ダイニング、キッチン、寝室編)
- vol.40 注文住宅のビンテージテイストの取り入れ方――「NYスタイル(ブルックリンスタイル)」のデザインガイド
- vol.36 二世帯住宅のタイプと注文住宅だからこそできるアイディア集
- vol.28 新築時に考えたい、洋風建築に「和」を取り入れる、和モダン5つのヒント
- vol.24 睡眠の質を高め、やすらげるマイホームは住居の温熱環境が影響する
- vol.20 愛犬、愛猫家のための注文住宅ガイド~ペットのために考えるべきこと~
- vol.16 将来を見据えたバルコニー、テラスの設計を
- vol.12 住宅に伝統的な木のぬくもりを-北欧カラーとモダンデザインを学ぶ
- vol.8 新築にぜひ採り入れたい間接照明で失敗しないポイント
- vol.4 的確なベースカラーを選んで、より住みたい家に近づける
すべての記事
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ワンランク上の暮らしを
vol.36 二世帯住宅のタイプと注文住宅だからこそできるアイディア集
注目度が高まっている二世帯住宅ですが、その種類は大きく分けて以下の4つのタイプに分類されます。 ▼上下分居型 玄関のみ共有、もしくは別々で、1階と2階に分かれて世帯ごとの生活空間を設計するタイプです。 基本的にはバリアフリーに配慮して、年齢が高い親世帯が1階、子供世帯が2階になります。このタイプの二世帯住宅の場合は、上下階の生活音対策の為、両親の寝室の上に水廻りやリビングがこないように配慮が必要です。本格的な防音対策にはALC板(気泡の入った軽量のコンクリート板)仕様の床が理想ですが、高額になるので石膏ボードの増し貼りが一般的です。しかし完全な遮音はできないため、やはり間取りでの工夫をおすすめします。 また、完全分離型(玄関を含め、全ての居室・設備が2セットある住宅)の二世帯住宅を、将来賃貸にしようとお考えの場合は、設計の段階から遮音の強化と、電気・ガス・水道などのメーター類を分離をしておくと良いでしょう。賃貸にした場合の法令チェックも忘れずに。 さらに、階段を家の外につけ玄関を別々にするタイプもありますが、外階段の将来的なメンテナンスの手間、コストは意外と高額な為おすすめはできません。 ▼縦割分居型 玄関のみ共有、もしくは別々で、多くの場合世帯ごとに階段があり、1階と2階に居住スペースを持つメゾネットタイプです。 間取りを工夫すれば上下階の音の問題は解消できるメリットがあります。ただし立地条件によっては片方の世帯が日中常に日陰になってしまうケースも考えられ、こうした場合は建物をL字やコの字型に設計する工夫が有効です。 ▼半二世帯型 主にLDKのみ2世帯それぞれ所有し、その他、玄関・風呂・トイレは共有とする半同居型。 完全分離型にするには広さが足りない場合にも、各世帯のプライベートを大切にすることができます。どの部分を共有するかは、どちらのご両親と同居するかによっても優先順位が変わってきます。一般的に、奥様のご両親と同居するのであれば、水回り(キッチン・バス・洗面)を共有してもトラブルは起こりにくいといいます。その場合は子世帯のご主人に配慮して、メインのバスルームとは別に、時間を気にせず使用できる簡易シャワールームをつくるケースも多いようです。また、ご主人の両親と同居する場合は、なるべくキッチンを最優先に、水廻りは分離したほうが良いとの意見も多いようです。 ▼完全同居型 通常の住宅と同様に住空間を世帯で分けることなく、完全に同居するタイプです。キッチンや浴室、リビングもすべて一つで済むため、狭小地であっても余裕を持った間取りを実現できます。常に誰かがそばにいるという、一番家族のつながりを感じられるタイプです。ただし、二世帯住宅は荷物が多くなるため、小屋裏収納などを活用して共有の大型収納等を準備しましょう。また、玄関収納も広めにとれると安心です。 注文住宅だからこそ満足できる二世帯住宅に 年齢、家族構成、親と子の関係性などによって、二世帯住宅は家族の要望や、それらをまとめる労力は2倍以上になります。家族皆が満足できなければ二世帯住宅は苦痛なものになってしまいかねません。家族皆の願いを叶えるには、予算に応じてさまざまな間取り、家族のこだわりに応える事ができる、注文住宅での二世帯住宅建築が最適な選択となるでしょう。 完全分居型の二世帯住宅にするには、延床面積35坪以上が最低延床の目安です。そのため狭小地では同居型や一部共有型が一般的ですが、家族でよく話し合い、世帯間のストレスが軽減されつつ、二世帯住宅を楽しめる注文住宅づくりを目指しましょう。 世帯間の要望をまとめてくれる 経験豊富なアドバイザーが成功のカギ
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家族にやさしい家づくり
vol.35 注文住宅の庭と屋上の選び方、それぞれのメリット・デメリット
注文住宅で屋上をつくることの最大のメリットは、庭をつくる広さがない場合でも、庭と同様の場所をつくれるという点です。また立地にもよりますが、庭よりも高い位置に設置できるため、景観の良さや人目を気にしないプライベートな空間をつくり出すことができます。天気の良い夜に星空を眺めながらお酒を楽しむというのも、屋上ならではの楽しみ方といえるでしょう。 これに対し屋上をつくることのデメリットは、屋根に比べ施工費用が高額なうえ、メンテンナンスの頻度も屋根と比較すると頻繁に必要であることです。仮に約8帖ほどのスペースの屋上を施工した場合、2階から屋上に上る階段と搭屋(屋上に上がる出入口)をつくり、床材はタイルやFRP防水(バルコニーと同様の仕上)に変更になるので予算は80~100万円ほど上がります。また外壁面積も増えるため、仕上げの材料だけで屋根として仕上げるよりも3倍以上施工費が高くなってしまうのです。 またメンテナンスにおいても、屋根材は汚れを気にせず、耐久性だけで見れば20年~位はメンテナンス不要です。しかし屋上にした場合屋根材に比べ屋上の防水面は傷みやすく、防水メンテナンスは最長でも13年を目安に行わなければなりません(これはバルコニーの防水も同様です)。その分メンテナンスの回数も増え、屋根のままにしておくことに比べ、初期投資も維持費も圧倒的に高い費用が必要となります。 庭をつくることのメリットとデメリット 庭を持つことの最大のメリットは、道路や隣家と多少なりとも間隔を空けられ精神的に余裕が持てることでしょう。 さらに庭につながる開口部分を広くしても屋内のプライバシーを保ちつつ、すがすがしい眺めを手に入れることができるのは、都心部に住む誰もがもつ憧れではないでしょうか。ほかにも建物のテイストに合わせてイングリッシュガーデン風にしたり、石庭風の演出をして日本庭園風にしてみたり、建物の外観を彩る楽しみ方ができる事もメリットといえるでしょう。 次に庭を持つことのデメリットですが、まず一つめはより厳重な防犯対策が必要になることです。特に高い塀などに囲まれた庭は、外部から中の様子が見えづらく、侵入者の発見を遅らせてしまいます。防犯ライトや防犯ガラス、警報装置の設置などで対策する事をおすすめします。 二つめは、住宅密集地ではよほど大きな庭でない限り、隣家から庭が丸見えになるケースが多い点。バーベキューをしたり、日光浴をしたりする際にはニオイや目線への配慮が必要です。また、梅雨を過ぎたら芝生はこまめに雑草を抜かないとすぐに荒れてしまうため、週に1回は手入れが必要です。テラス(土間)やレンガ敷きといった、雑草の生えづらい環境を併用する、手入れのしやすい庭づくりをすることがステキな庭を保つ秘訣です。 立地条件と敷地の広さに合わせて、屋上か庭か、最適な選択を
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土地・お金のコト
vol.34 注文住宅で使えるローンの種類と借りるまでの流れ
注文住宅で利用できる代表的な住宅ローンは銀行、フラット35、財形貯蓄の3つです。ここではこの3つの住宅ローンの金利や特徴についてご説明します。 ▼銀行ローン 一口に銀行ローンといっても、メガバンク、ネット銀行、地方銀行によって特徴は異なります。支店数が多く手軽なメガバンク、支店がない分、金利が抑えられているネット銀行、地場に根付いた安心感がある地方銀行などそれぞれ独自の強みがあります。 ▼フラット35 フラット35は、民間ローンではありますが、住宅金融支援機構と民間金融機関がコラボレーションした半官半民タイプの住宅ローンです。最大の特徴は最長35年の長期固定金利ですが、金利は取り扱う金融機関によって異なるので、その点は注意が必要になります。 ▼財形貯蓄 マイホーム購入予定者が勤務している企業が、福利厚生の一環として財形貯蓄を導入している場合に利用できる住宅ローンです。融資可能額は財形貯蓄額の10倍かつ4,000万円を限度とし、購入額の90%までという制限がありますが、融資手数料が無料、子育て世帯の借入金利を優遇といったメリットがあります。金利は5年間の固定金利です。 金利タイプを選べるのが銀行ローン 銀行の住宅ローンは各銀行によって名称が異なるものの、基本的には「固定金利型」、「変動金利型」、「固定金利期間選択型」の3つの金利タイプから選べるのが一般的です。 ※以下で紹介する金利は2018年6月現在のもの ※借入れタイミング、銀行によっては異なる場合があります ▼固定金利型 その名の通り、返済期間中の金利・返済額が固定されているタイプです。フラット35も、このタイプに分類できます。固定金利型は、もし長期金利の上昇があったとしても銀行側の収益にならないため、金利水準が高く設定されています。主要銀行の35年固定金利は1.305%ですが、1回あたりの返済額が少なくて済むというメリットがあります。 ▼変動金利型 他のタイプに比べて借入実行時に最も低い金利水準が設定されているのが、この変動金利型です。半年ごとに金利を設定しなおすもので、金利の上下に伴い元本と利息の割合が変更されます。返済額自体は変わらず、急激な金利上昇があった場合に返済額の内訳のほとんどが利息になる可能性があります。逆に、金利が下がれば元本分の割合が増え、早期返済も見込めます。主要銀行の変動金利は0.428%と、ここ2年で最低の水準です。 ▼固定金利期間選択型 固定金利型と変動金利型の中間的な立ち位置にあるのが、固定金利期間選択型です。このタイプは、はじめに固定金利期間を3年・5年・10年から選択します。その期間満了のタイミングで、同じ固定期間選択型にするのか、変動型にするのかを決めることができます。注意したいのが、「固定」と書いてあるものの「固定金利の期間を選択できる変動金利型」であること。固定期間選択時に、前の期間の頃より金利が上がっている可能性があります。固定期間が長いプランほど金利は高くなり、主要銀行では3年で0.38%、5年で0.500%、10年で0.690%となっています。 住宅ローンを借りるまでの流れ 注文住宅で住宅ローンを借りるには、建物のみで借りる場合と土地+建物で借りる場合とで流れが変わってきます。 ▼建物のみで住宅ローンを借りる場合 土地を取得したら施工会社と打合せをし、家族の要望が概ねかなった間取りと見積りを準備してもらいます。それを基に銀行へ住宅ローンの仮申請を行いましょう。この段階では銀行をひとつに絞る必要はありません。金利比較のためにも2~3の銀行に申請します。 次に、建築をお願いする施工会社と工事請負契約を結び、仮審査をお願いした銀行にローン本審査を申し込みます。 ここで審査が通れば、住宅ローン契約を締結することができ、融資を受ける事ができます。 ▼土地+建物で住宅ローンを借りる場合 土地検討時に、ある程度要望の入った住宅の図面と見積りを、建築を検討している施工会社に用意してもらい、銀行へ住宅ローンの仮審査を依頼します。 銀行は土地+建物評価額を試算して、ローン審査を行います。ローン審査が通れば、融資実行の時期や条件などを確認し、本審査の準備へすすみます。 注文住宅で住宅ローンを利用する場合の注意点
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注文住宅のイロハ
vol.33 注文住宅の2×4(ツーバイフォー)工法で使用する「SPF材」と他の木材の比較
ツーバイフォー工法とは、主に2インチ×4インチ(38mm×89mm)の木材を使い建築されたことから名付けられた工法です。日本での正式名称は「枠組壁工法」といいます。ちなみに近年超高断熱仕様が標準化されたことに伴い、ツーバイフォーよりも外壁(断熱層)が厚くなる2×6(ツーバイシックス)壁を使用した枠組壁工法も主流となりつつあります。 このツーバイフォー工法に使用される木材は、2×材(ツーバイ材)と呼ばれています。先述した2×4、2×6のほかにも、2×2、2×3、2×8、2×10や1×4、1×6といったサイズもあります。また長さは通常、1、3、6、10、12フィートの5種類です(1フィートの長さは約304.8mm)。 前項でもご説明したように、現在、ツーバイフォー工法で使われる木材はSPF材が主流となっていますが、それ以外にもSPF材と同様に柔らかく加工がしやすい北欧・スウェーデン産のホワイトウッドが使われる場合もあります。また、表面に赤みかかったウエスタン・レッドシダーやレッドウッドもツーバイフォー工法に採用されています。SPF材に比べ高価ではありますが、防水性や防腐・防虫効果に優れているため、デッキやガーデン家具にも使用できる木材です。 強固な構造なら木材を問わずツーバイフォー工法がおすすめ
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注文住宅のイロハ
vol.32 解放感と心のゆとりをもたらす、吹き抜けの明るい空間演出【事例紹介あり】
注文住宅を計画される際、玄関やリビングなどを開放感のある吹き抜けにしたい。と考える方は多いのではないでしょうか。吹き抜けは室内を一層広々と感じさせ、空間をより魅力的に演出してくれます。そんな吹き抜けならではの特徴を活かした空間演出の方法を、 事例と共にご紹介します。理想のマイホームデザインを考えるうえで是非参考にしてみて下さい。 玄関に吹き抜けを用いた事例-横浜市M様邸- 施工事例 施工事例 光と開放感にとことんこだわった吹き抜けで、大きな窓から1階のリビングにたくさんの光を取り込めるつくりになっています。また白で統一した内装のうえ、階段の袖壁もガラスにすることでより広がりのある空間を実現しています。 ただし、リビングに吹き抜けを用いる際の注意点として、冷暖房効率の悪さが挙げられます。特にご家族で長い時間を過ごすリビングですから、暑さ寒さ対策はしっかりと行わないと、無駄に光熱費がかかってしまうことにもつながります。そこで空調に合わせてシーリングファンを取り入れてうまく空気を循環させることをおすすめします。また大きな吹き抜けの場合、窓や外壁の断熱性能も少しグレードアップしておくと安心です。 リビングに吹き抜けを用いた事例3-横浜市K様邸- 施工事例 K様邸では壁面タイルを高く伸びる吹き抜け天井まで使用することで、開放感ある空間とともに高級感をも演出したつくりになっています。 また、リビングを吹き抜けにした際、照明をどこに設置するかで、雰囲気は大きく変わります。 電球の交換やメンテナンスを考えると、吹抜けには天井付けの照明はかなり高所になるので向いていません。ブラケット(壁付)照明や間接照明を効果的に使用することで、居心地のよい空間をつくり出すと共に夜間はまた一味違う雰囲気が楽しめます。 キッチンに吹き抜けを用いた事例3-横浜市N様邸-
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家族にやさしい家づくり
vol.31 車・バイク好きの憧れ!ビルトインガレージのメリット・デメリット
ビルトインガレージがあることで、車・バイク好きの方だけではなく、特に好きではなくても得られるメリットがあることをご存知でしょうか。ここではそれぞれに分けてビルトインガレージのメリットをご紹介します。 車・バイク好きな方にとっての ビルトインガレージメリット 大切な車・バイクを傷、盗難から守れる ビルトインガレージ最大の特徴は、当然ながら建物の中に駐車スペースを確保できることです。敷地が狭小の場合でも、1階部分を利用するので別に駐車場を借りる必要がありません。また、シャッターを設置して完全屋内型のビルトインガレージにできれば自慢の愛車が風雨にさらされることを防ぎ、さらにいたずらで傷をつけられたり、盗難されるリスクも大幅に軽減できます。 家の中にいながら愛車を愛でることができる 間取りによっては自慢の愛車を家の中でインテリアの一つとして鑑賞する事も可能です。また、天候や時間に関係なく愛車のメンテナンスがしやすいのも大きなメリットになるでしょう。 家族が喜ぶ ビルトインガレージのメリット 天候が悪い日でも濡れることなく車に乗れる 家族のお出かけの際に車を利用される方も多いと思います。外に駐車場があると、雨や雪の日は乗降の際に濡れてしまいますが、傘をささずに乗り降りする事ができます。また、買い物で荷物が多い時などは更に助かるでしょう。 車以外のものを置くことができる ビルトインガレージのスペースにもよりますが、スタットレスタイヤはもちろん、屋内に持ち込みづらい大きなサーフボード、自転車、キャンプ道具など湿気がさほど気にならない物を収納するのにも便利です。 また、高さに余裕があればロフトをつくり、お子さんのおもちゃを置いて秘密基地的なデザインにすることで、親子の遊び場として活用することも可能です。 税金が安くなる これは案外、気付かない方も多いかもしれませんが、ビルトインガレージの占める面積が延べ床面積の5分の1未満であれば、容積率の緩和措置として、固定資産税が安くなります。 ビルトインガレージのデメリット さまざまなメリットを持つビルトインガレージ。ですが、ちょっとしたデメリットも存在します。 排気ガスや騒音・振動など ガレージとはいえ、建物の直下でエンジンをかけるため壁面が汚れやすい、長い時間エンジンをかけておくと家の中に排気ガスの臭いがたまりやすくなります。 間取りの自由度が制限される 建物の一部を削って間取りをつくる為、面積に余裕が無い場合は1階部分のスペースが大きくビルトインガレージで占められてしまいます。敷地に余裕が無い場合は、1階はビルトインガレージと個室1部屋か洗面/風呂を設置し、2階にLDKほか水廻りを集約し、3階が寝室スペースになるケースが多いようです。 敷地の広さと家全体の間取りの使い勝手を家族で相談するする必要があります。 費用がかさむ場合がある どの程度こだわってつくるかにもよりますが、ビルトインガレージは通常の居室をつくるのに比べ費用がかかります。ビルトインガレージ内の壁などは通常の内装材に比べ高価な外壁と同じ仕上げにするためです。 また、シャッターが大型になればなるほど予算が必要になります。密閉型のビルトインガレージにする場合は、その費用や専用の換気システムの予算取りも忘れないようにしましょう。 ビルトインガレージは家族や専門家としっかりと相談することを忘れずに
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土地・お金のコト
vol.30 できるだけ安く家を建てたい!という方に知ってほしい3つのこと
注文住宅の価格は様々ですが、その中でも安さを第一の売りにするローコスト住宅メーカーが存在します。 代表的な所では、タマホームやオープンハウス等が挙げられますが、ローコスト住宅の最大の特徴は、部材や設備の一括購入、規格化された設計・施工システムの徹底といった合理性を突き詰めることで、住宅を建設するうえでのコストダウンを実現している点です。また住宅として最低限必要な機能のみを基本として、それ以外の部分に関しては、オプション扱いとすることもローコスト住宅の特徴のひとつです。 他にもローコスト住宅は、建物以外の部分でもコストダウンを図るため、契約から竣工までの打合せや施工期間短縮や、インテリアコーディネーターなどの専門スタッフ等の人件費を削減するシステムを導入しています。その代り広告宣伝費は大手一流メーカーに劣らぬ費用を投入している為、ローコスト住宅というジャンルを認識されていない方には、大手住宅メーカーと混合してしまうような知名度を武器にローコスト住宅の販路を広げています。 ローコスト住宅は注文住宅のように、自分が選んだ素材で、好みのレイアウトでといった自由度は大幅に制限されます。しかしローコスト住宅の多くは、建設会社の経営努力によって実現されているものであり、必ずしも安かろう、悪かろうではないこともおわかりいただけると思います。ただし、そういった優良企業ばかりではないこともあり、やはり注意しなければならない点が存在します。 ② 安いからこそ注意すべきポイント 住宅にはできる限り予算をかけたくないという方にとって、大きな味方になるローコスト住宅。しかし安いからこそ、注意しなければならないポイントがあります。このポイントを理解したうえで選ばないと、かえって高くついてしまうケースもあります。ここでは特に注意すべき点についてご紹介します。 オプションを追加することで当初の予算を大幅にオーバーすることがある ローコスト住宅の特徴のひとつとして、必要最低限の機能を基本としたプランとなっていることは前項でご説明しました。そのため後になってオプションを追加していくと、最初に予定していた予算を大きく上回ってしまうことも珍しくありません。コンセントの数、水回り設備、網戸など、「当然このくらいはついているだろう」と思われる内容が不足、又は無かったりします。標準仕様で何がどれくらい見積に算入されているか、事前に確認をしましょう。また、極端に薄い断熱材は光熱費を高くしますし、外装の耐久性が低い事でメンテナンス費用も高くつきます。「新築」=「快適」ではありません。住み始めてからの事も想像して、適度な仕様になっているか判断が必要です。 ローコストには理由がある 現在、ローコスト住宅の販売は多くの建設会社で行っているため、価格競争も激しくなっています。その結果、他社よりもより安い住宅を実現するため、「短期多売」が重要視されている結果、職人不足を解消する為に素人同然の職人が多くいたり、健全な養生期間が軽視されて基礎の耐久性が落ちたり。。。 色々な懸念事項があります。webサイトにはローコスト住宅に実際に住んでいる方の声が沢山アップされていますので、検討中の会社がキチンとした住宅を建築しているか、判断の一つとしてみて下さい。 ③より良いマイホームにするためのポイント
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注文住宅のイロハ
vol.29 注文住宅を検討するならアフターサービスに注目!期間が長いだけじゃダメ!?
住宅は何年ごとに定期検診を行わなくてはならない、といった決まりはありません。しかし「住宅品質確保推進法」に基づき、構造耐力上、主要な部分と雨水の侵入を防止する部分に瑕疵(欠陥)に対し10年補償するという決まりがあります。ここで対象となる部分とは、新築住宅の基本構造部分を指します。具体的に基礎、柱、床、屋根、土台、外壁、開口部で、雨水の侵入を防止する部分とは、屋根や外壁となります。 一般的に施工会社によるアフターサービスは、上記の「住宅品質確保推進法」で定められた箇所を中心に行われます。もちろんそれ以外の部分においてもメンテナンスを行う施工会社もありますが、マイホーム購入後、10年間は基本保証(補償)として、その他の短期保証部分(雨樋やの軒裏の塗装など)のメンテナンスを行うのが一般的です。 施工会社によって異なるアフターサービス 前項でも触れたように、メンテナンス、アフターサービスは施工業者によってさまざまです。10年の間に1回から数回の点検サービスを行う業者もいれば、依頼した時のみ点検、メンテナンスのため訪問してくれる業者もいます。また保証期間も10年の業者もいれば30年の長期保証を謳っている業者もいます。普通に考えれば30年の長期保証をしてくれる施工業者に依頼したくなりますが、これにはちょっとした注意点があります。 20年~の長期保証を謳う会社では、補償を継続するために「現場の状況に関係なく、施工業者が指定する有償メンテナンス工事一式を必ず10年毎に行う」などの条件が設定されているケースが多いのです。この場合、時期尚早なメンテナンスが行われる、相見積ができずメンテナンス費用の妥当性がわからないといったことがあります。もちろんすべての長期保証を行っている施工業者にあてはまるわけではありませんが、長期保証という言葉だけに飛びつくのではなく、必ず内容についても細かくチェックし、他社と比較したうえで決めたほうがよいでしょう。 必要なときに必要なメンテナンスを行う施工業者がおすすめ! 憧れのマイホームの寿命を少しでも永く保つためには、しっかりとしたアフターサービスを行っている施工業者を選択する必要があります。選択の際は、長期保証といった言葉だけを見るのではなく、その内容までを直接質問して決めることをおすすめします。 マルビシでは、3か月、1年、2年目にお客様専属スタッフによる定期点検サービス(無償)を行い、10年目の瑕疵担保責任期間満了前にも無償で点検サービスを行います。(長期優良住宅は別スケジュール) また、住宅のメンテナンスは現場によって一律の時期に必要でない場合も多い為、個々の住宅に合わせて最適なタイミングでのメンテナンス提案をしています。過度なメンテナンス費用を抑え、住宅の寿命を延ばすために、必要な時期を専門スタッフが見極め、本当にメンテナンスが必要な個所を効率よく修繕いたします。 もし横浜、町田エリアで注文住宅をご検討中でアフターサービスに不安があるという方は、ぜひ一度「マルビシ」までお気軽にお問合わせ下さい。
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ワンランク上の暮らしを
vol.28 新築時に考えたい、洋風建築に「和」を取り入れる、和モダン5つのヒント
それでは具体的に和のテイストを取り入れ、和モダンの部屋を実現するための5つのヒントをご紹介します。 1、和風な素材・色を取り入れて 和モダンな雰囲気をつくる 和紙やタタミ、伝統的な色合い(低彩色の藍色や鶯色など)のクロスを採用するなど、素材と色合いを工夫してインテリアに取り入れてみましょう。 またカーテンやロールスクリーンを和紙素材のプリーツスクリーンにしたり、和柄をモチーフにしたものを採用したりするのもおすすめです。 外観が洋風だからといって、内装もすべて洋風にする必要はありません。例えば外観は近代的な建物でも、内装は和室、和テイストをメインとしている旅館などもよくあります。 2、さりげなくタタミを取り入れる 床はフローリングをメインとしつつも、リビングの一角を畳コーナーにしても違和感なくまとまります。フローリングに直接寝転がりたくはないけど、畳の上ならいい……なんて思うのは日本人特有の感覚かもしれませんが、やはり畳の感触は落ち着きます。 しかも和室を別室に造作するよりも手間やコストをかけずに、和テイストを取入れることができるのも魅力です。 3、洋風テイストを取入れた和室 和室の収納内部や床の間の天井などを花柄クロスにするなど、洋風のデザインで遊び心をプラスするのもオシャレな演出方法です。和室は元々自然素材の集合なので、木や花など自然界にあるボタニカル柄との相性が良いです。2020年東京オリンピックのシンボルマークにも採用された伝統柄 市松模様に似せた幾何学模様もおすすめです。 4、メインダイニングに掘りこたつを採用 椅子に腰かけるように座れるため疲れませんし、夏はコタツ布団を外せばよいだけです。洋室であっても違和感なく、家族団らんの中心となります。家族がくつろぐダイニングテーブルを、思い切って掘りこたつにするのはどうでしょう。小上りのタタミコーナーを造り、掘りこたつを造作します。(一般的には造作はせず、既製品であるPanasonicの“畳が丘”が広く採用されています。)椅子に腰かけるように座れるため疲れませんし、夏はコタツ布団を外せばよいだけです。洋室であっても違和感なく、家族団らんの中心となります。 5、インテリアとして和アイテムを取入れる 和風建築でよく見られる格子建具を部屋の仕切りに採用したり、欄間をインテリアとして採用するのも一つです。固定概念に縛られず、和ダンスや和風の飾り棚に壺や流行の盆栽を飾って洋室のインテリアとして取り入れてみましょう。 失敗しない方法としては、部屋全体で多色づかいせず、色調に統一感を持たせると和と洋の融合が違和感なく演出できるでしょう。 日本人だからこそ取り入れたい和のテイスト
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家族にやさしい家づくり
また間接照明はおしゃれで落ち着いた雰囲気を演出するだけではありません。使い方によっては睡眠の質を上げることも可能です。一般的に蛍光灯のように明るい照明は深い睡眠を妨げる場合があります。なぜなら人は光を浴び続けていると興奮状態が続き、交換神経のリズムが崩れがちになるからです。そこで睡眠に入る2時間前ぐらいから間接照明を利用することで、交感神経からリラックス状態へと誘う、副交感神経への切り替えがスムーズに行われます。 間接照明の種類 間接照明の種類は大きく3つに分けられます。 1. コーブ照明(天井を照らす) 折り上げ天井(コーブ)の中に照明器具を設置し、その光を天井に直接当て、その反射した光を照明に利用したものです。 2. コーニス照明(壁を照らす) コーニスとは、蛍光灯などの光源を、壁の上部に設けたコーニス(水平の細長い突出)に隠して設置したものを指し、 壁を中心にカーテン、ブラインドなどに光を当て照らします。 3. バランス照明(天井・壁双方を照らす) ブラケット照明(壁付照明)の一種で、壁に照明を取付け、正面を目隠し板などで遮る事で、 壁面と天井の両ニ方向を照らす照明で、コーブ照明とコーニス照明を組み合わせた形になります。 間接照明の使い方 間接照明は使い方によって、明るい雰囲気をつくり出したり、落ち着いた雰囲気を演出したりすることはもちろん、部屋を広く感じさせたり、高級感を出したりすることも可能です。 そして間接照明の使い方、最大のポイントは光源の角度と隠す部分の幅であり、壁や天井にどう反射させるかで、その部屋の雰囲気が決まります。光源は電球形のライトにすると、光の強さが均等になりません。間接照明に向いているのは、直管形や小さいライトがつながっているものを使うと、光源の角度の調整がしやすく、自分の思い描いたイメージを再現しやすくなります。 部屋を開放的な雰囲気にしたい場合、おすすめはコーブ照明です。コーブ照明は天井を照らす照明のため、そこにいる人の目線は自然と天井に行きます。上に行くに従って明るくなっていることで、天井が高く感じられます。またコーブ照明はホテルの部屋でよく使われていることからもわかるように、高級感のある空間をつくり出すことも可能です。 間接照明を使いつつも明るさを感じさせるのにおすすめなのが、壁面を照らすコーニス照明です。この場合、壁紙は明るいカラーを使うようにします。黒や紺といった暗めの色にしてしまうと、光の反射が減り、思ったような間接照明の効果を発揮させることができません。 またコーニス照明を、階段の足元に設置することで、階段部分だけを照らすことができるようになり、暗くてもつまずくなどの危険を軽減することが可能です。 リビングなど広がりを感じさせつつ、明るさもある程度確保したい場合は、壁面と天井の両方を照らすバランス照明がおすすめです。部屋の上下を照らすことで、暗くならずに空間を広く見せることが可能です。 部屋の雰囲気に合わせて効果的な活用を
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土地・お金のコト
長期優良住宅の認定を受けることで、快適で安心して暮らせる家を実現させることも大きなメリットですが、それ以外にも次のようなメリットがあります。 2014年4月1日~2021年12月31日までに入居した場合 (金額はすべて消費税8%もしくは10%適用) ▼住宅ローン減税 控除対象者借入限度額が一般住宅の場合4,000万円のところ、1,000万円多い5,000万円、控除率は1%であるため年間で50万円、控除期間は10年間なので合計で最大500万円が控除されます。 ▼所得税の投資型減税 標準的な性能強化費用相当額(上限650万円)の10%である65万円を、その年の所得税額から控除できます。 ▼登録免許税 所有権保存登記が一般住宅の場合0.15%→0.1%、所有権移転登記が一般住宅の場合0.3%→0.2%にそれぞれ引き下げられます。 ▼不動産取得税 課税標準からの控除額は、一般住宅の場合1,200万円であるのに対し、100万円多い1,300万円となります。 ▼固定資産税 固定資産税が1/2に軽減される期間は、一般住宅が3年のところ、5年になります。 ▼フラット35 適用金利を引き下げたフラット35Sが利用できます。また長期優良住宅を対象とした返済期間を最長50年とするフラット50の利用も可能です。 長期優良住宅を建てることのデメリット 税制優遇を始め多くのメリットを持つ、長期優良住宅。しかしデメリットがないわけではありません。例えば長期優良住宅を建てるには、一般住宅に比べて建築コストが増すこと、そして認定を受けるには、申請費用と時間がかかることがあげられます。 またメリットであげられた住宅ローン控除ですが、扶養家族や金利などによって変わりはあるものの、借入金が4,000万円以下であれば、一般住宅と比べて控除額にそれほど大きな違いはないため、借入金額によっては住宅ローン控除も建築コストがかかる分、決してメリットとはいえない場合もあります。 長期優良住宅を建てる際は十分な検討を
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注文住宅のイロハ
vol.25 注文住宅の地震対策、新旧耐震基準から見る耐震性能と安心できる家づくり
そんな中、熊本地震でも特に被害が大きかった益城町周辺でもほぼ無害、もしくは軽微な被害で済んだ家があります。それは耐震等級3で設計された家です。この耐震等級とは、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で定められた耐震性能における等級のことで、次の3つに分けられています。 ▼等級1 数十年に一度発生する地震(東京を想定した場合、震度5強程度)の地震力に対して損傷しない程度、数百年に一度発生する地震(東京を想定した場合、震度6強~7程度)の地震力に対して倒壊・崩壊しない程度の耐震性 ▼等級2 等級1の1.25倍の耐震性(学校、避難所などと同レベルの耐震性) ▼等級3 等級1の1.5倍の耐震性(病院、消防署などと同レベルの耐震性) いつどこで大震災が起きてもおかしくない日本においては、新耐震基準をクリアしたうえで、更に耐震性能も高い家でなければ、倒壊、全壊のリスクを減らすことは難しいでしょう。 地震対策でもう一つ考えるべきは直下率