COLUMN
ワンランク上の暮らしを
マルビシコラム
これから家を建てる、又はより良い家にしたいと考えられている方にお役だて頂ける知識や情報を発信しているページです。
インテリアや照明計画のコツから、お金や土地のことまで、幅広い内容をコラムでご紹介しておりますので、ご興味のある分野をぜひご参照下さい。
- 注文住宅のイロハ
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- vol.45 まだ遅くない!40代からの注文住宅が肯定される3つの理由
- vol.41 注文住宅で選べる木造4つの工法と2×4のメリット
- vol.37 耐震・制震・免震構造の違いとは?注文住宅で重視すべきは?
- vol.33 注文住宅の2×4(ツーバイフォー)工法で使用する「SPF材」と他の木材の比較
- vol.32 解放感と心のゆとりをもたらす、吹き抜けの明るい空間演出【事例紹介あり】
- vol.29 注文住宅を検討するならアフターサービスに注目!期間が長いだけじゃダメ!?
- vol.25 注文住宅の地震対策、新旧耐震基準から見る耐震性能と安心できる家づくり
- vol.21 注文住宅は業者との打ち合わせが超重要!良し悪しの9割が決まる!?
- vol.17 忘れてない?戸建ての駐車場の配置や広さは暮らしに大きく影響する!
- vol.13 エコ・省エネ住宅を建てたい方必見!基本と評価基準とは
- vol.9 「2×4(ツーバイフォー)工法」とは?戸建てを検討するなら知って得する工法
- vol.5 鉄骨最強説はもう古い?木造住宅のココがスゴイ!
- vol.1 注文住宅を検討する時、何から始めればいいの?
- 家族にやさしい家づくり
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- vol.47 モデルハウス見学で、主婦が注目すべきポイント
- vol.43 注文住宅で未来の家に!生活に役立つIoTアイテム集
- vol.39 注文住宅で建築家に丸投げはNG!デザイン重視で住みづらい家の失敗例
- vol.35 注文住宅の庭と屋上の選び方、それぞれのメリット・デメリット
- vol.31 車・バイク好きの憧れ!ビルトインガレージのメリット・デメリット
- vol.27 さまざまな演出ができる間接照明の種類と使い方
- vol.23 快適な暮らしを支える立役者、「窓」のプランニング3つのポイント
- vol.19 将来を見据えた家づくり――階段は、荷物搬入時のことも考えて
- vol.15 子供部屋の間取りとレイアウトの賢い考え方
- vol.11 家庭円満は食にあり!注文住宅だからこそできるキッチンのこだわりかた3つ
- vol.7 注文住宅なら地元密着の工務店を選べばメリットがたくさん!
- vol.3 優良工務店(施工業者)に出会うためのアドバイス
- 土地・お金のコト
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- vol.46 新居を二世帯住宅にするメリットデメリットと上手に同居するコツ
- vol.42 注文住宅を建築中、または持家が自然災害に見舞われた場合の対応は?
- vol.38 新築するなら知っておきたい火災保険の種類――M構造・T構造・H構造って?
- vol.34 注文住宅で使えるローンの種類と借りるまでの流れ
- vol.30 できるだけ安く家を建てたい!という方に知ってほしい3つのこと
- vol.26 住宅ローンも優遇される!?長期優良住宅とは
- vol.22 「あれ、意外とかかる!?」注文住宅でよくある追加工事項目まとめ
- vol.18 新築するなら東京or神奈川?条件別おすすめ地域
- vol.14 注文住宅を新築する際に利用したいお得な補助金まとめ
- vol.10 関東で戸建て検討中の方必見!注文住宅にかかるお金の内訳まとめ
- vol.6 敷地に高低差がある場合の土地選びの注意点とは?
- vol.2 土地選びで事前にチェックしておくべきポイントとは?
- ワンランク上の暮らしを
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- vol.48 「建替え」or「リフォーム」どっち?選び方の基本と決めるために必要なこと
- vol.44 壁紙(クロス)の種類とカラーの選び方(リビング・ダイニング、キッチン、寝室編)
- vol.40 注文住宅のビンテージテイストの取り入れ方――「NYスタイル(ブルックリンスタイル)」のデザインガイド
- vol.36 二世帯住宅のタイプと注文住宅だからこそできるアイディア集
- vol.28 新築時に考えたい、洋風建築に「和」を取り入れる、和モダン5つのヒント
- vol.24 睡眠の質を高め、やすらげるマイホームは住居の温熱環境が影響する
- vol.20 愛犬、愛猫家のための注文住宅ガイド~ペットのために考えるべきこと~
- vol.16 将来を見据えたバルコニー、テラスの設計を
- vol.12 住宅に伝統的な木のぬくもりを-北欧カラーとモダンデザインを学ぶ
- vol.8 新築にぜひ採り入れたい間接照明で失敗しないポイント
- vol.4 的確なベースカラーを選んで、より住みたい家に近づける
すべての記事
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vol.48 「建替え」or「リフォーム」どっち?選び方の基本と決めるために必要なこと
建替えとリフォーム、どちらにすればいいのかを決めるには、まず建替えとリフォームの根本的な違いを知っておきましょう。 ●建替えとは? 今建っている家を全て解体し、現行の建築基準法に合わせて新たに家をつくることを指します。全体的に家の老朽化が激しい場合や、二世帯住宅にしたいといった建物の躯体に大きく手を加える場合には、建替えを行うケースが多いでしょう。 ただし、敷地の条件が現在の建築基準法に合っているのか注意する必要があります。たとえば、現行の建築基準法では、幅4m以上の道路に土地が2m以上接していない場合は原則として建替えを行うことはできません。これは主に緊急車両(消防車など)が進入できない為です。ほかにもいくつかの制約があるため、建替えを希望する場合にはまず市役所や建築会社に相談するようにしましょう。 ●リフォームとは? 簡単な工事であれば行政に申請の必要もなく、専門業者ではなくても施工が可能ですが、大規模なリフォームになると行政への建築確認申請が必要で、施工も建設業の認可をもつ建築業者で行わなければなりません。リフォームは、建替えに比べ工事の幅が広いのが特徴です。たとえば内装の壁を張り替える、浴槽や洗面台を新しいものに交換するのもリフォームですし、建替えとほとんど変わらない大規模工事でも、完全に解体せず、基礎を残した状態で行えばそれはリフォームと呼ばれます。 建替えとリフォーム、それぞれのメリットデメリット ●建替えのメリットデメリット デメリットとしては、解体、新築となるため工期が長くなることと、現行の建築基準法に合わせて建物規模を縮小しなければならない場合がある、仮住いへの転居・引っ越し費用などが必要といったことが挙げられます。建替えのメリットは、以前の住居を完全に解体してしまい、新たにプランニングから行うため、自由な間取りがつくれる、断熱・耐震などリフォームではかえって高額になるような基礎や躯体の高性能化が図れて、建物自体の寿命も延びることもメリットと言えるでしょう。 ●リフォームのメリットデメリット デメリットは、簡単な間取りや内装の変更、設備の交換などであればまったく問題ありませんが、躯体の高性能化はかえって新築並の費用がかかってしまったり、補強の為に壁が厚くなって室内が狭くなったりと、色々と調整が必要になります。また、軽微なリフォームを繰り返した後に構造自体やインフラ(水道管等)の老朽化が進み、その後すぐに大規模修繕が必要になるなど、かえってコストがかかってしまうこともあり得ます。建物の築年数(寿命)とリフォームにかける費用はつり合いがとれているか、数年後にはどんなリフォームが必要になるかなどを総合的に判断して、計画的にリフォームを進めることが重要なポイントです。リフォームの規模によりますが、建替えと比較して施工期間が短いことと、リビングや浴室など、工事が家の一部分だけであれば転居を伴わない分の費用が抑えられるというメリットがあります。 建替えとリフォームの判断は土地の条件を確認することが先決
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vol.44 壁紙(クロス)の種類とカラーの選び方(リビング・ダイニング、キッチン、寝室編)
壁紙の材質は、ビニール、紙、織物(布)、木質系、無機質系(珪藻土・漆喰など)、オレフィン系の大きく6つに分類されます。ここではそれぞれの材質について特徴や違いをご紹介します。 ●ビニールクロス ポリ塩化ビニール樹脂で作られているビニールクロス。現在、日本でもっとも多く使われている壁紙で、ほとんどの注文住宅で採用される標準的な仕様です。カラーが豊富であること、さまざまな模様が用意されていることのほかに、拭き掃除だけでも簡単に汚れが落とせるという特徴があります。最近は消臭、抗菌、防カビ機能を備えたものもあり、リビングはもちろん、キッチン・洗面所といった水回りや寝室など、どの部屋でも使えるのが魅力です。 ●紙クロス 主に海外から輸入される洋紙タイプと、楮(コウゾ)、みつまた、雁皮(ガンピ)などの自然素材を使った和紙タイプ、表面をフィルムで加工した合成紙タイプなどその種類はさまざまです。 紙クロスはデザインが豊富で繊細な色使いが可能な為古くから欧米を中心に使われてきましたが、日本では湿気によるシミ・シワ・剥がれが出やすいこと、汚れても拭き掃除ができないなど、ほかの材質に比べその取扱いの難しさから使用を中止する建築会社も増えてきました。 ●織物(布)クロス 木綿・麻などを使った自然素材タイプや、パルプ、ポリエステルなどを使った化学繊維タイプのほか、シルクやサテンなど紙クロス同様にさまざまな種類があります。布ならではの触り心地の良さ、自然な凹凸などその美しさにかけてはほかの材質を上回るものがあり、高級感を演出できますが、高額な上取り扱い方法も紙クロス同様難しいものとなっています。 ●木質系クロス 薄くスライスされた天然木やコルクに、紙やアルミを裏打ちして作られたのが木質系クロスです。天然木やコルクならではのぬくもりを感じることができます。 ●無機質系クロス 珪藻土や漆喰など古くから壁材として使われている材質や、セラミック、ガラス繊維を原料としてシート状に加工しています。「塗壁にしたいけど価格が高い……」と悩んでいる場合、比較的低価格で塗壁に近い質感を実現できます。 ●オレフィンクロス ポリエチレンやポリプロピレンを主原料としたクロスです。ビニールクロスに近い機能を持ちながら、燃やしても発生する有害物質がほとんどないため、環境保護の観点からおすすめです。ただし、ビニールクロスに比べ価格は高くなります。 部屋別おすすめのクロスと色 続いてリビング、キッチン、寝室など部屋別におすすめのクロス、色をご紹介します。 ●リビング・ダイニング 一日の中でもっとも長い時間を過ごすリビング・ダイニング。食事など、家族そろって団欒する場所でもあることから、できるだけリラックスできるクロスがよいでしょう。暖色系や自然界にあるナチュラルな色味が良いでしょう。木質系のクロスもおすすめです。また、リビングダイニングは多目的に使用するシーンが多い為、もしモノトーンやブラウンなどダークな色合いのクロスを選んだ場合は、暗すぎない照明計画を立てると良いでしょう。 ●キッチン 「掃除のしやすさ」「防カビ」「消臭」「防火」機能があるクロスがおすすめです。物が多いキッチンで柄物クロスを採用する場合は、全面ではなくアクセントとして貼ると、ゴチャゴチャせずキッチンが広く感じられます。また、色はダイニングとのつながりを意識し、同系色を織り交ぜるとまとまりが出ます。 ●寝室 「青」「緑」「茶」などのアースカラーは視覚的に精神をリラックスさせるので寝室にピッタリです。色合いは優しいペールトーンを選ぶとよいでしょう。さらに快適な睡眠を実現するには、通気性壁紙や吸放湿性壁紙を採用すると睡眠の質を上げることができるでしょう。 ●トイレ・洗面室 狭い空間こそ少し大胆な色柄を楽しんでみるのも一つです。範囲が狭いので貼替えも容易ですし、特にトイレは意外とじっくり壁を眺める時間がある為、少し奮発した壁紙で高級感や個性を演出してみるのも注文住宅の楽しみです。 最終判断はプロと相談を
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vol.40 注文住宅のビンテージテイストの取り入れ方――「NYスタイル(ブルックリンスタイル)」のデザインガイド
ニューヨークスタイルの基本の色は「白」と「黒」です。モノトーンをベースに、ビンテージな深みのある素材と、絵画などのアートスティックなアイテムを合わせると都会的な雰囲気を醸しだします。 注文住宅でニューヨークスタイルを取り入れるには、注文住宅だからこそできる「窓」のデザイン・「壁の色/材質」・「床材」を中心に、具体的なイメージに近い「空間づくり」をまず始めましょう。 具体的には、壁はトレンドカラーのグレーかシンプルにホワイトでまとめ、タイルやレンガを使用してアクセントを加えるのが良いでしょう。 床はビンテージ感のある深みのある材質がステキです。無垢や古材っぽい雰囲気のある床材があれば、ぐっと雰囲気が引き立ちます。 また、キッチンはカフェのオープンキッチンスタイルを意識して、厨房っぽさが出るステンレスの天板や、インパクトのある大きめのペンダントライトを吊るすことでインテリアのアクセントになります。 また、欧米は就寝前のプライベートな時間を大切にするため、ベッドの両側それぞれにサイドテーブルとナイトスタンドを置くといった風習があります。アンティーク調ナイトスタンドやサイドテーブルは、寝室に取り入れやすいインテリアの一つです。空間づくり+小物使いで上手にニューヨークスタイルを創っていきましょう。 注意点としては、「シンプル」であることを心がけることです。お気に入りのアンティーク小物を沢山飾りすぎてしまうと、部屋の中がゴテゴテしてしまい、スタイリッシュさが損なわれてしまいます。厳選した家具を主役に据えて、それを引き立てる小物を配するようにし、色味もできれば3色以内に抑えることがポイントです。 ニューヨークスタイルの中でも特に注目を浴びるブルックリンスタイルとは?
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vol.36 二世帯住宅のタイプと注文住宅だからこそできるアイディア集
注目度が高まっている二世帯住宅ですが、その種類は大きく分けて以下の4つのタイプに分類されます。 ▼上下分居型 玄関のみ共有、もしくは別々で、1階と2階に分かれて世帯ごとの生活空間を設計するタイプです。 基本的にはバリアフリーに配慮して、年齢が高い親世帯が1階、子供世帯が2階になります。このタイプの二世帯住宅の場合は、上下階の生活音対策の為、両親の寝室の上に水廻りやリビングがこないように配慮が必要です。本格的な防音対策にはALC板(気泡の入った軽量のコンクリート板)仕様の床が理想ですが、高額になるので石膏ボードの増し貼りが一般的です。しかし完全な遮音はできないため、やはり間取りでの工夫をおすすめします。 また、完全分離型(玄関を含め、全ての居室・設備が2セットある住宅)の二世帯住宅を、将来賃貸にしようとお考えの場合は、設計の段階から遮音の強化と、電気・ガス・水道などのメーター類を分離をしておくと良いでしょう。賃貸にした場合の法令チェックも忘れずに。 さらに、階段を家の外につけ玄関を別々にするタイプもありますが、外階段の将来的なメンテナンスの手間、コストは意外と高額な為おすすめはできません。 ▼縦割分居型 玄関のみ共有、もしくは別々で、多くの場合世帯ごとに階段があり、1階と2階に居住スペースを持つメゾネットタイプです。 間取りを工夫すれば上下階の音の問題は解消できるメリットがあります。ただし立地条件によっては片方の世帯が日中常に日陰になってしまうケースも考えられ、こうした場合は建物をL字やコの字型に設計する工夫が有効です。 ▼半二世帯型 主にLDKのみ2世帯それぞれ所有し、その他、玄関・風呂・トイレは共有とする半同居型。 完全分離型にするには広さが足りない場合にも、各世帯のプライベートを大切にすることができます。どの部分を共有するかは、どちらのご両親と同居するかによっても優先順位が変わってきます。一般的に、奥様のご両親と同居するのであれば、水回り(キッチン・バス・洗面)を共有してもトラブルは起こりにくいといいます。その場合は子世帯のご主人に配慮して、メインのバスルームとは別に、時間を気にせず使用できる簡易シャワールームをつくるケースも多いようです。また、ご主人の両親と同居する場合は、なるべくキッチンを最優先に、水廻りは分離したほうが良いとの意見も多いようです。 ▼完全同居型 通常の住宅と同様に住空間を世帯で分けることなく、完全に同居するタイプです。キッチンや浴室、リビングもすべて一つで済むため、狭小地であっても余裕を持った間取りを実現できます。常に誰かがそばにいるという、一番家族のつながりを感じられるタイプです。ただし、二世帯住宅は荷物が多くなるため、小屋裏収納などを活用して共有の大型収納等を準備しましょう。また、玄関収納も広めにとれると安心です。 注文住宅だからこそ満足できる二世帯住宅に 年齢、家族構成、親と子の関係性などによって、二世帯住宅は家族の要望や、それらをまとめる労力は2倍以上になります。家族皆が満足できなければ二世帯住宅は苦痛なものになってしまいかねません。家族皆の願いを叶えるには、予算に応じてさまざまな間取り、家族のこだわりに応える事ができる、注文住宅での二世帯住宅建築が最適な選択となるでしょう。 完全分居型の二世帯住宅にするには、延床面積35坪以上が最低延床の目安です。そのため狭小地では同居型や一部共有型が一般的ですが、家族でよく話し合い、世帯間のストレスが軽減されつつ、二世帯住宅を楽しめる注文住宅づくりを目指しましょう。 世帯間の要望をまとめてくれる 経験豊富なアドバイザーが成功のカギ
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vol.28 新築時に考えたい、洋風建築に「和」を取り入れる、和モダン5つのヒント
それでは具体的に和のテイストを取り入れ、和モダンの部屋を実現するための5つのヒントをご紹介します。 1、和風な素材・色を取り入れて 和モダンな雰囲気をつくる 和紙やタタミ、伝統的な色合い(低彩色の藍色や鶯色など)のクロスを採用するなど、素材と色合いを工夫してインテリアに取り入れてみましょう。 またカーテンやロールスクリーンを和紙素材のプリーツスクリーンにしたり、和柄をモチーフにしたものを採用したりするのもおすすめです。 外観が洋風だからといって、内装もすべて洋風にする必要はありません。例えば外観は近代的な建物でも、内装は和室、和テイストをメインとしている旅館などもよくあります。 2、さりげなくタタミを取り入れる 床はフローリングをメインとしつつも、リビングの一角を畳コーナーにしても違和感なくまとまります。フローリングに直接寝転がりたくはないけど、畳の上ならいい……なんて思うのは日本人特有の感覚かもしれませんが、やはり畳の感触は落ち着きます。 しかも和室を別室に造作するよりも手間やコストをかけずに、和テイストを取入れることができるのも魅力です。 3、洋風テイストを取入れた和室 和室の収納内部や床の間の天井などを花柄クロスにするなど、洋風のデザインで遊び心をプラスするのもオシャレな演出方法です。和室は元々自然素材の集合なので、木や花など自然界にあるボタニカル柄との相性が良いです。2020年東京オリンピックのシンボルマークにも採用された伝統柄 市松模様に似せた幾何学模様もおすすめです。 4、メインダイニングに掘りこたつを採用 椅子に腰かけるように座れるため疲れませんし、夏はコタツ布団を外せばよいだけです。洋室であっても違和感なく、家族団らんの中心となります。家族がくつろぐダイニングテーブルを、思い切って掘りこたつにするのはどうでしょう。小上りのタタミコーナーを造り、掘りこたつを造作します。(一般的には造作はせず、既製品であるPanasonicの“畳が丘”が広く採用されています。)椅子に腰かけるように座れるため疲れませんし、夏はコタツ布団を外せばよいだけです。洋室であっても違和感なく、家族団らんの中心となります。 5、インテリアとして和アイテムを取入れる 和風建築でよく見られる格子建具を部屋の仕切りに採用したり、欄間をインテリアとして採用するのも一つです。固定概念に縛られず、和ダンスや和風の飾り棚に壺や流行の盆栽を飾って洋室のインテリアとして取り入れてみましょう。 失敗しない方法としては、部屋全体で多色づかいせず、色調に統一感を持たせると和と洋の融合が違和感なく演出できるでしょう。 日本人だからこそ取り入れたい和のテイスト
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vol.24 睡眠の質を高め、やすらげるマイホームは住居の温熱環境が影響する
2×4工法はスペースシャトル等にも採用されるモノコック構造が採用され、壁・天井・床が一体の箱状になっているので、圧倒的に隙間が少ない造りなのです。その為断熱材の性能が余すことなく発揮され、家の中の熱を外へ逃がさず、また、外の暑さを入れない魔法瓶状態の家が完成します。快適な温熱環境を保ち、結果として省エネにつながるエコでお財布に優しい住宅が2x4工法の特徴です。 質の低い睡眠はストレスの増大やさまざまな病気のリスクを高めます。せっかくマイホームを手に入れたとしても、ストレスがたまる家とあっては意味がありません。そうしたことを避けるためにも、マイホームを購入する際には快適な温熱環境が重要であることを忘れないようにしましょう。横浜、町田エリアで温熱環境に優れた注文住宅をご検討中の方は、ぜひ一度「マルビシ」までお気軽にお問合わせ下さい。
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vol.20 愛犬、愛猫家のための注文住宅ガイド~ペットのために考えるべきこと~
ペットを飼われている方にとって、ペットは家族同然です。しかし家族だからといって人と同じように接することが互いに快適な状態かといえば、そうではありません。当然ですが犬や猫は人とは違う習性があるため、それを理解し配慮することがペットにとってのストレス対策になります。具体的なポイントは次の通りです。 ■犬の場合 室内犬は小型・大型犬に関わらず、家の中で放し飼いをしていれば散歩の必要はないということはありません。室内犬であっても週に何日かは外に散歩に連れて行かなくては運動不足になります。そこでポイントとなるのが散歩から帰ってきた際の家の中の動線です。まず玄関で犬の足を拭きたい場合は、少し広めの玄関設計を依頼しましょう。その際は設計士になぜ広くしたいのか、やりたいことのイメージを具体的に伝えることで、より良い提案がもらえるはずです。また玄関の近くに浴室やトイレが近いと、汚物処理やケアがしやすくなるでしょう。 また、屋外で散歩後のケアをする場合は、かがまずにペットのケアができる台が付いたペットシンクや、屋外用シャワー水栓が付いた立水栓なども販売されています。お湯を使いたい場合は配管が必要になるため、初期段階で建築会社に相談しておきましょう。 ■猫の場合 猫は基本的に家の中だけで生活するため、室内でも十分な運動ができるような工夫が必要です。猫はできるだけ段差など高低差がある場所をつくってあげることがポイントになります。階段もよいですが、それ以外でもカーテンボックスを兼ねたキャットウォーク等を取り入れれば、インテリアとしても楽しめます。(ボックスが落下しないように施工してもらって下さい) 2×4住宅はペットとの生活に最適 安全性の確保、ストレス対策に次いで重要なポイントは、空調管理です。犬や猫は人以上に温度の変化に敏感です。人にとって快適な温度であっても犬や猫にしてみたら冷えすぎであったり、暑すぎであったりすることもあり得ます。 犬も猫も種類や年齢にもよりますが、犬であれば22~23度、猫であれば21度~28度が快適に過ごせる温度と言われています。また犬、猫ともに湿度は50~60%程度が良いと言われています。これらの温度、湿度を常に意識してあげることが重要ですが、人間同様、断熱性の高い住宅はペットにとっても快適な住環境です。 2×4住宅は高気密高断熱が特長で、季節を問わず快適な室内空間を実現します。人とペットが快適に過ごすための環境をつくるには最適な工法といえるでしょう。 周辺環境も考慮したうえでの土地選びを
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ワンランク上の暮らしを
テーブルとチェアを用意すれば、バルコニーやテラスで食事が楽しめます。家族そろって星空を眺めながら食事ができるのも、広めのバルコニーやテラスならでは。休日のブランチや、友人との食事会を開くのも良いですね。その際に必要になってくる照明やコンセント、水栓なども後からの設置は困難ですので、設計段階で建築会社に相談しておくと良いでしょう。 家庭菜園 最近、バルコニーやテラスにハンモックやテントを置き、ミニキャンプをするのが流行っています。キャンプ場に行くとなるとなかなか大変ですが、家のバルコニーやテラスであれば、休日のたびにゆったりとアウトドア気分を満喫できます。また、建物の躯体に直接ハンモックを吊るしたい場合は、事前に建築会社へ相談が必要です。防水の問題もありますが、設置金具が躯体に大きな負担をかけます。自己判断で設置するのは危険ですので注意しましょう。 子ども用のプールを設置する 小さなお子様がいる場合は、ビニールプールを置いて水遊びをするのも楽しいでしょう。泥汚れなどの心配もないのは嬉しいポイントです。プールに水を溜める際にホースが届く位置に水栓があると便利です。 バルコニー、テラスのメリットと注意点 バルコニーやテラスを設置することのメリットは、建物の外側を生活空間として活用できる点です。特に広めのコンクリートテラスならリビングの延長にもなるうえ、好きな柄や色のタイルを貼って好みの空間演出ができます。またコンクリート製テラスは清掃性が良い為、土や芝生、ウッドデッキに比べてメンテナンスが楽なのも大きなメリットといえます。 注意点として、木造住宅のバルコニーの床は何層にも防水シートが敷かれ、その上をFRPやウレタンといった素材で防水コーティングしています。これをとがった椅子やテーブルの脚で傷つけたり、火で表面を焦がすなどして防水層を傷つけたりすると漏水の原因になりますので、家具の設置・火の取り扱いには注意が必要です。また、置いていた椅子などが子どもの足場になり落下事故を起こすケースもあり、バルコニーの使用には十分注意して下さい。また、テラスに置いているパラソルが台風などの強風を受けて飛んでしまうなどの可能性があるため、使用時とそうでないときの設置や保管の方法を考えておきましょう。 注文住宅で憧れの生活を 憧れのバルコニーやテラスなどの設計に、自由が利くのも注文住宅のメリットです。横浜、町田エリアでバルコニーやテラス付きの注文住宅をご検討中の方は、ぜひ一度「マルビシ」までお気軽にお問い合わせ下さい。
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vol.12 住宅に伝統的な木のぬくもりを-北欧カラーとモダンデザインを学ぶ
北欧住宅の魅力は外観だけではありません。北欧をイメージさせる、グレイッシュなペールカラーを使った内装も人気です。内装によく使われる代表的な北欧カラーといえば、淡いブルーに少しだけグレーを混ぜたような色や、グリーンではなくターコイズグリーンなど、原色ではなく、淡く灰色がかった優しいトーンのベースカラーが好んで使用されます。これらの色は木製の家具やベージュ、白い壁との相性も良く、それらをうまく組み合わせることで、室内を北欧風の明るくさわやかでやさしい印象を演出することができます。 また、北欧風の内装に仕上げるポイントは、シンプルでナチュラルなのにモダンさがある空間にすること。オシャレ上級者のテクニックを学びましょう。内装のベースは多色使いを避けシンプルに。白を基調としながらポイントカラーでグレイッシュトーンをとり入れます。木製の家具に自然の動植物をモチーフにした、カラフルな北欧ファブリックをクッションカバーやカーテンなどに取り入れれば、北欧インテリアにぐっと近づきます。さらにナチュラル一辺倒ではなく、アルミなどのハード過ぎない異素材で、オシャレな北欧スタイルを演出することもできます。指し色の効いた小物と、シンプルでモダンな照明等を上手に組み合わせて、北欧スタイルを完成させてみて下さい。 北欧インテリアと木のぬくもり 北欧インテリアといえば、やはりオーク材、メープル材、そして北欧パイン材など木材を使った家具でしょう。特にテーブルやベッドなど大きな家具は木材を使ったものにすることで、北欧感を演出できておすすめです。 直線的なデザインが多いにもかかわらず、柔らかいぬくもりを感じることができるのも木材を使っているからこそ。木材のナチュラルな色合いが明るい壁と組み合わせることで、木の質感を最大限に引き出し、さらに北欧住宅特有の大きな窓から差し込む光との相乗効果で、ぬくもりあふれる明るい空間が生み出されます。 また、インテリアも外観、内装と同じように、やはりシンプルでナチュラルであることが重要なポイントです。基本的には家具と床を同系色の木質で揃えれば間違いはありません。 かわいいだけじゃなく、シックな演出も。注文住宅ならテーマに合わせて設計可能
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vol.8 新築にぜひ採り入れたい間接照明で失敗しないポイント
基本的に間接照明はどんな部屋でも効果的な使い道がありますが、部屋の目的に合った照明を第一に考えましょう。たとえば小さなお子様向けの部屋は、勉強や読書をする機会が多いので天井付けの主照明を用意しましょう。その上で間接照明による就寝前のリラックスタイムを演出したりするのが良いと思います。ただ、床置きのスタンド照明を倒してしまったり、触ってやけどをしてしまったりといった危険があるので、小さなお子様の部屋の照明の位置は注意が必要です。 間接照明といえばリビングや寝室での使用がまず思い浮かびますが、実はトイレや浴室なども間接照明がぴったりの空間です。これらの部屋はほかに比べて狭い空間のため、照明による演出がしやすい空間といえます。素敵な小物を照明で照らすだけでも素敵な雰囲気になるので気軽に実践してみて下さい。 主照明とダウンライトと間接照明の組み合わせのコツ
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vol.4 的確なベースカラーを選んで、より住みたい家に近づける
寝室など落ち着いた空間をつくるためにおすすめのベースカラーは、いわゆるアースカラーです。自然界にある色、空(青)・植物(緑)・地面や木々(茶)に人は安らぎを感じます。例えば一部の壁と床を茶系にし、天井は少し明るめの色にするなどすると重すぎず、落ち着いた中にも高級感のある空間を演出できます。その他に壁全体をモスグリーンやスモーキーなブルーなどにすると洋風な落ち着いた寝室ができ上がります。 広い空間に採用したいベースカラー 白やグレー・ベージュ系のベースカラーはもっともシンプルで、ほとんどの色と相性も良いマルチカラーです。飽きづらい色でもあるのでリビングなど広い空間に採用すると良いでしょう。また、組合せによってさまざまな演出ができるのも魅力の一つです。白い壁に家具や床を木目などのナチュラルカラーに統一すると北欧風、天井を白、壁を淡いベージュやグレー系にするとシックで上質な雰囲気、さらにアクセントカラーにオレンジや赤といった暖色系を加えると、都会的でワンランク上のオシャレな空間を演出できます。 楽しい空間づくりをするベースカラー